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 大学院入試情報天草での生活  
(合格体験記あり)
  



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天草臨海実験所では創立以来伝統的に海洋動物の分類、生態学に関する研究を多く行ってきており、日本における浅海生態研究の中心的役割を担ってきました。現在では、この伝統を生かしつつも従来の臨海実験所の性格を超えて地球レベルで生物多様性および生物群集の問題を包括的に取り扱うことを大目的としており、ハビタットにとらわれない群集生態学的な研究に取り組んでいます。すなわち、多様な分類群が存在する海洋と陸水の群集および陸上群集をも含めて様々な生物群集を対象とし、地球上の色々な系を比較検討する事によって、「複数の生物種はどのようにして共存し群集構造を作り上げているか、また群集はどのようにして存続しているのか」を考察しているのです。これには野外研究と共に群集構造に関する理論的な仕事も進めており、実証・理論の両者による総合的なデータ解析を目指しています。 研究内容の詳細については、「研究」及び「所員・学生の紹介」を参考にしてください。 研究テーマについてはかなり自由が利き、大学院生のこれまでの研究分野は海洋生態系を中心にして海岸に隣接する陸上生態系・陸水生態系まで多岐に亘ります。 個体群動態および群集生態を概念基盤とした多様な研究を行っています。研究活動の国際化に伴い実験所内の研究セミナーは英語で行っており、学会発表も英語で行うことが慣例となっています。(よくある質問を参照)。 入学希望の方は、早めに実験所長である教授と連絡をとり、実際に実験所を訪問されることを強く勧めます。 


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